Jメールで出会った女子大生と、天王寺の夜に溶けた——不安と快楽に呑まれた一泊二日の記憶

  • 相手:女子大生(21歳)/関西の名門私大に通う文学部生

  • 見た目:小柄・貧乳・童顔・ショートカット

  • 場所:大阪・天王寺駅/ビジネスホテル

  • 出会い方:Jメール・趣味友掲示板

  • プレイ内容:初対面からのセックス/フェラ/中イキ/生挿入要求/キス依存/軽い首絞め

  • 性癖・心理:「恋愛できないけど、誰かと繋がっていたい」系メンヘラ気質

    「こんな関係、普通じゃないって分かってる。でも、それでも——誰かと繋がっていたいの」

    Jメールの掲示板に、そんな書き出しの投稿があった。
    「天王寺あたり」「20代前半の女」「特に何も求めてないけど、話したい」「恋愛ではない、何か」
    その断片的な言葉に、俺の指は自然と反応した。

    「趣味友」と銘打たれたカテゴリではあったけど、どう考えても、“ただ話すだけ”で終わるような投稿じゃない。
    写真はなし、でもプロフには「文学部/関西の大学/猫好き/お酒苦手/小柄」とあった。

    何よりも気になったのは、彼女の返信だった。

    「うち、いっつも誰かと一緒にいないと、心がぐちゃぐちゃになる」

    この子は、危うい。


    金曜の夜。待ち合わせは、天王寺駅前のキューズモール近く。
    俺が到着したとき、ベンチに座ってスマホをいじっていたのが彼女だった。

    「…あの、◯◯さん?」
    小さな声。小柄な身体。ショートカットで、黒のパーカーにタイトスカート。顔立ちは子どもっぽいが、どこか陰のある瞳。

    名前は「まどか」と名乗った。21歳。関西の某有名私大の文学部に在籍。
    でも学校にはほとんど行っていない。オンライン講義で単位だけは取ってるらしい。

    「友達とか、いるの?」と聞くと、まどかは答えた。
    「いるよ。でも、深いとこまで話せる子は少ない」
    「だから時々、知らん人と喋ってみたくなる。抱かれたいとか、繋がりたいとか、そういうのじゃなくて……たぶん、全部あるんやと思う」

    俺は彼女の歩幅に合わせて、駅近くのビジネスホテルへと歩いた。
    部屋はもう予約してあった。ダブルのベッドがひとつあるだけの、シンプルな空間。

    「こういうの、慣れてます?」
    「…まあ、少しだけ」
    彼女はバッグを置くと、すぐにスニーカーを脱いで、ベッドに腰をかけた。


    ■ シャワーを浴びたあと、彼女はただ黙って俺の隣にいた。

    「緊張してる?」と訊くと、まどかは「うん、ちょっとだけ」と答えた。

    「でも、怖くはない。
    むしろ、こうやって何も考えずに抱かれる方が安心するかもしれへん」

    そう言いながら、彼女はそっと俺の手に、自分の手を重ねた。

    そのままキスをした。
    唇が触れた瞬間、まどかの指が小さく震える。
    長く、深く、何度も重ねるたびに、彼女の身体から力が抜けていった。


    ■ プレイのはじまり:感情と快楽が混ざり合う、静かな時間

    服を脱がせると、まどかの身体は驚くほど細かった。
    肋骨がうっすらと浮かび、胸は小さく、でも柔らかく、乳首だけが鮮やかに膨らんでいた。

    「おっぱい、小さくてごめんね…」
    そう言ったとき、彼女の顔が少しだけ歪んだ。

    「俺、小さい方が好きだよ」
    そう言って乳首にキスをすると、彼女は「あ……」と小さく声を漏らした。

    フェラは、ぎこちなかったが一生懸命だった。
    時折こちらを見上げる目が、どこか甘えていて、でも「ちゃんとしないと」って意識もあって、それがまたリアルだった。

    「コンドーム、あるよね?」

    俺がそう言うと、まどかは少し間を置いて、ぽつりと呟いた。

    「…できれば、無しでしてほしい。入ってるって、ちゃんと感じたいから」

    俺は少しだけ驚いた。でも、それは“無謀なお願い”というより、どこか“真剣な叫び”のように聞こえた。

    「ピル、飲んでるの?」

    「飲んでる。でも、もし何かあったら、うちが責任取るから」

    この言葉に、どこか強い覚悟と、極端な無防備さが同時にあった。
    そしてその瞬間、俺は彼女の身体の上に、静かに重なった。


    ■ 生挿入、そして「消えてしまいたい夜」の始まり

    膣内は驚くほど熱くて、でも少し乾いていた。
    彼女の首筋にキスを落としながら、ゆっくりと腰を動かすと、徐々に中が濡れ始めていく。

    「…んっ、すごい……熱い……」
    「ちゃんと、奥まで届いてる、感じする……」

    彼女の手が俺の背中を掴み、身体を引き寄せる。
    そして、何度もキスを求めてきた。

    「もっと、もっと……キスして……消えたくなるくらい……」

    まどかはキスをしながら、涙をこぼした。
    理由は分からなかった。でも、その涙を見て、俺は彼女に強く惹かれていた。

    「お願い、首……ちょっとだけ、絞めて」

    彼女の言葉に戸惑いながらも、俺は指を彼女の細い首にそっと添え、軽く圧をかけた。

    「うん……これ、落ち着く……」

    彼女は、俺の動きに合わせて腰を揺らし、絶頂を迎えた。
    声にならない喘ぎと、身体の震え。その快楽の余韻の中で、俺たちはしばらく動けずにいた。


    ■ 2回戦:静かな夜と、止まらない欲

    1回目の後、まどかはシャワーに入らず、俺の腕の中に入り込んできた。

    「まだ、したいかも……うち、今夜だけで、全部使い果たしたい」

    「全部って?」

    「欲とか、孤独とか、悲しさとか……中に入れて、溶かしてほしい」

    その言葉に、俺は何も言えなくなった。
    まどかの奥にあるものが、あまりに深くて、触れるのが怖くなったから。

    でも、彼女は俺の手を自分の股間に導いた。
    そして再び、俺たちは繋がった。

    2回戦は、後背位で始まった。
    まどかはシーツを握りしめながら、何度も絶頂を迎えた。
    俺は彼女の髪を撫で、背中にキスを落としながら、自分の興奮も高めていった。

    「イキたい時、ちゃんと言ってね。……わたし、全部受け止めたいから」

    その言葉に導かれるように、俺は限界まで追い込まれ、再び彼女の中で果てた。
    今度はゴムをつけた。それでも彼女は「最後まで“感じてた”のが分かった」と微笑んだ。


    ■ 夜明け前、まどかの本音

    ベッドに並んで横たわりながら、俺は何も言わず彼女の肩を抱いた。
    カーテンの隙間からは、うっすらと街の光が見えていた。

    「…なあ、まどか。なんで、こういうことしてるの?」

    しばらく沈黙のあと、彼女は答えた。

    「うーん……たぶん、どこかで“認めて”欲しいんやと思う。
    女としても、人としても、誰かに必要って思われたくて。
    でも、恋愛も向いてへんし、彼氏もすぐに冷めるし、友達とも深く続かんし……
    だから、知らん人とこうやって時間共有してる方が、安心する時あるねん」

    「虚しくない?」

    「終わった後は、ちょっとだけ。でも、始まる前は、ワクワクするよ?」

    その笑顔が、すごくリアルだった。
    彼女は、自分の脆さを隠そうともしなかった。
    むしろ、その不安定さに誇りを持っているようにも見えた。


    ■ 朝、そして終わりの会話

    チェックアウトの時間が近づき、俺はまどかと一緒にコンビニへ行った。
    コーヒーとサンドイッチを買って部屋に戻り、淡々とした朝食を取る。

    「また、会える?」

    俺がそう訊くと、まどかは一瞬だけ考え込んで、こう言った。

    「うーん……また、寂しくなったら連絡するかも。
    でも、うちが急に既読無視とかしたら、ごめんね」

    「それでもいいよ」と答えると、彼女は「やさしいな」と笑った。


    ■ その後——既読がつかないままのトークルーム

    3日後。
    LINEの履歴を見てみたけれど、メッセージに既読はついていなかった。

    「今度、また天王寺で飲も」

    という俺の短い一文に、返事はなかった。

    でも、あの夜、彼女の手のぬくもりも、濡れた声も、涙も、すべて確かにそこにあった。

    それだけで、俺には十分だった。


    ✴ 終章:名もない関係、だけど確かに生きていた一夜

    出会い系には、名前も続きもない関係がある。
    けれど、そういう関係だからこそ、余計な装飾も嘘もなくて、真っすぐな想いと欲だけが交わる。

    まどかと過ごした一泊二日は、恋でも、セフレでもない、
    ただ“誰かと確かに繋がっていた”という時間だった。

    彼女がまた、誰かのベッドで泣いているのか、笑っているのかは分からない。
    でも、あの夜のことは、きっとどこかで“保存”されている気がする。