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相手:20代後半・人妻・セックスレス・地方在住・少しヤンチャ系
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場所:東北地方(仙台市)・ラブホテル街(国分町近く)
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出会い方:PCMAX → 神待ち掲示板
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プレイ:フェラ、正常位、アナル、中出し未遂、騎乗位、3回戦
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性癖:ドM願望/羞恥プレイ志向/旦那にバレるかもしれない背徳感に興奮するタイプ
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テーマ:日常の“抜け道”としての裏出会い
「旦那じゃ満足できなくて、誰かに壊してほしかった」
この言葉をメッセージで受け取ったとき、俺は夜中のベッドで身体が熱くなるのを感じていた。
出会い系アプリ《PCMAX》。
たまたま神待ち掲示板をのぞいていた時、仙台在住の女性から届いたその文面は、あまりにも刺激的だった。プロフィールには年齢「28」、職業「パート主婦」、体型「普通」、バストサイズ「D〜Eカップ」、そして「欲求不満」の文字。
「夜、たまに国分町でドライブしてる。拾ってくれる人いたら話したい」とだけ書いてある。返信すると、すぐに返ってきた。
「旦那ともう1年レス。優しいけど男として見られない」
「私…本当はもっとイジメられたいのかも」──これは本物だ。
そう直感した俺は、すぐにLINEを交換し、金曜日の夜、仙台市中心部・国分町のラブホテル街での待ち合わせを約束した。
■ 金曜21時、仙台・国分町。
現れたのは、黒のレギンスにパーカー姿の地味めな女。
だが、近づいてくるその顔立ちは予想以上に整っていた。目が大きく、どこかやんちゃな雰囲気もあり、そして唇がやけに艶っぽい。「…写真よりイケてて安心した」
開口一番、そう言って笑う彼女の横顔に、俺は少し見惚れた。名前は「サエコ」と名乗った。
子どもはいないが、結婚して4年目。旦那は地元企業で働いており、性格は真面目。けれど、夜の営みはほとんどなくなったと。「最近、旦那の寝息聞くだけでムカついてくるの。わたし、変かな?」
「……でも浮気とか、本当は怖くて。会うのも3人目」
そう言いながらも、俺の腕に自然と体を寄せてくる。
すでに“その気”になっているのは明白だった。
■ ホテル選びは“彼女のクセ”
サエコは「自分が選びたい」と言って、ホテル街をいくつか見て回った。
「あ、ここ中が和風っぽくて好き。ちょっと古い感じが落ち着く」
と言って選んだのは、いかにも地元カップルが常連で使ってそうな、庶民的なホテルだった。部屋に入ると、彼女はすぐに靴を脱ぎ、ベッドに腰かけた。
「シャワー先、いい?」と訊かれたので、「もちろん」と答えると、バッグを取り出し、下着とコスメを持ってバスルームへ。……ここまで自然体な女は久しぶりだ。
そう思いながら、俺はスマホをいじって時間を潰していた。
■ シャワーから戻った彼女は、変わっていた。
ピンクのキャミソールと、透ける黒のパンティ。
髪をタオルでくるんだまま、バスルームのドアのところで止まり、こちらをじっと見た。「見てて、欲しいの。恥ずかしいけど、ちゃんと見てくれてると…濡れるの」
俺は頷き、ベッドに座ったまま、じっと彼女を見つめた。
サエコは、ゆっくりとキャミを脱ぎ、乳首を両手で隠すようにしながら近づいてきた。
その仕草が、異様に色っぽかった。「最初から挿れないで…まずは、舐めて欲しいの」
そう言ってベッドにうつ伏せになり、腰を突き上げる。俺は後ろからパンティをずらし、あらわになったヒップの谷間に顔をうずめた。
彼女は、声を殺しながら、でも確実に震えていた。■ ゆっくりと始まる“本番”。静かな興奮の熱
「キス…して。いっぱいして」
サエコの声は、小さく震えていた。その瞬間、彼女の唇にそっと自分の唇を重ねた。
唾液が絡む。舌と舌が絡み合う。
そこに言葉はなく、ただ肌と唇、体温が真実だった。俺は彼女の身体を撫で回しながら、下腹部へと手を伸ばした。
「…もう、濡れてる」
「うん。さっきから…ずっと」彼女の手が俺のトランクスに触れる。
ゆっくりとそれを下ろし、自分の手で俺を包み込んだ。
そのまま、口に含む。フェラチオは、ゆっくりで、丁寧だった。
最初はくすぐるように舌を使い、次第に深く喉奥へ。
時折、瞳を上目遣いで見てくる彼女に、俺はもう限界だった。
■ 挿入──それは“バレてはいけない快楽”の始まり
「入れて……欲しいの」
俺は彼女の身体を仰向けに寝かせ、ゆっくりと挿入する。
その瞬間、サエコの背中が跳ねた。「ダメ……声出ちゃう……でも、止めないで……っ」
最初は正常位。
ゆっくりと、彼女の中の温かさを感じながら、腰を動かした。
乳房を揉みしだき、乳首を軽く噛む。
そのたびに「ふっ、あっ……んっ……」と息がもれる。続けて、騎乗位。
「動くね……見てて」
サエコは自ら腰を上下に振りながら、何度も絶頂の波に呑まれていった。
■ 羞恥と快楽が交錯するアナル挿入
2回目のセックスの前に、彼女がぽつりと呟いた。
「アナルって、したことないの。でも……ちょっと興味ある」
「……怖くない?」「ちょっとだけなら、試してみたい。今日だけは、なんでもして欲しいから」
ローションを使い、丁寧に指で少しずつ慣らす。
最初は緊張していたが、少しずつ息を整えながら、彼女は背中を預けてきた。「……入ってきた……んんっ……」
ゆっくりと押し入れていく。
硬く、熱く、きゅっと締まるアナルの感触は、膣とはまったく異なる快感だった。「わたし……こんなこと、旦那に知られたら……」
「でも……嬉しい……もっと、して……っ」その声は、快楽と羞恥が混ざった、まさに“裏のサエコ”そのものだった。
■ 3回戦と、ゆっくりと戻ってくる“現実”
3回戦は、二人で横になったままのゆったりした側位。
途中で彼女は自分の乳首を弄びながら、俺の動きに合わせて腰を振った。「あなたといると、自分の身体が全部感じてるって分かるの。
……こんなにイケるなんて、知らなかった」最後は、彼女が自ら口でフィニッシュしてくれた。
すべてを飲み込み、俺の腹に顔をうずめながら静かに笑った。
■ セックスの後に語る、彼女の“本音”
プレイが終わり、ベッドで並んで寝転びながら、サエコは静かに語り始めた。
「……旦那のこと、嫌いじゃないんだよ。
でも女としては、もう見てもらえないのがつらくて。
今日、あなたとしたことで、“わたし、まだ女なんだ”って思えた」「また会える?」
その質問に、俺は少し迷って、正直に答えた。
「……また、出会い系で“神待ち”してたら、拾わせて」
「うん……そしたらまた、今日みたいに抱いてね」彼女は笑いながら、そっと俺の頬にキスをしてきた。
■ そして日常へ。変わらないようで変わったもの
午前3時過ぎ、俺たちはホテルを出た。
仙台の夜は静かで、国分町のネオンも眠っていた。別れ際、サエコはコンビニで買ったコーヒーを手に、駅へと向かった。
その後ろ姿は、もう“人妻”でも“出会い系ユーザー”でもない、ただの一人の女性だった。けれど、あの夜の彼女の言葉、震える腰、潤んだ目は、今も俺の記憶に深く残っている。
結び:
人妻は、壊れてなどいなかった。ただ“女として扱ってほしかった”だけなのだ。
そして、それを満たしてあげた男にも、満たされた感情が確かに残っている。