家族を支えるために援交を選んだ18歳の少女福岡で生きる現実

インタビュアー（以下、I）：今日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。まずは、自己紹介をお願いできますか？少女（以下、A）：はい、私の名前はMです。福岡で母と弟二人と一緒に暮らしています。18歳です。 I：ありがとうございます。今の生活状況について詳しく教えていただけますか？ A：母が病気で働けないので、私が家計を支えています。弟は中学生と小学生で、二人とも学校に通っています。父親は私が小さい頃に蒸発してしまいました。それ以来、母と私で弟たちを育ててきましたが、最近は私一人で家計を支えています。 I：大変な状況ですね。高校には行けなかったと伺いましたが、その理由を教えていただけますか？ A：中学を卒業した時点で、母が病気になってしまい、働けなくなりました。そのため、私が働く必要がありました。普通のアルバイトをいくつか試みましたが、時給が低くて、長時間働いても家計を支えるには全然足りませんでした。 I：どのようなアルバイトをしていたのですか？ A：最初はコンビニで働いていました。夜勤もしましたが、時給が低く、疲れが溜まってしまいました。次にファストフード店で働きましたが、こちらも同様に収入が少なく、体力的にも厳しかったです。また、家事や弟たちの世話もあるので、長時間働くのが難しかったです。 I：その後、出会い系サイトやX（旧ツイッター）で援交を始めたとのことですが、その決断をするまでの経緯を教えていただけますか？ A：最初は、普通のアルバイトだけで何とか生活を成り立たせようとしました。でも、家賃や食費、弟たちの学費などを考えると、それだけでは全然足りませんでした。インターネットで調べているうちに、援交をしている人たちがかなり稼げることを知りました。それでも最初は怖くて、抵抗がありました。 I：援交を始めるにあたって、どのような心の葛藤がありましたか？ A：たくさんの葛藤がありました。自分がしていることが間違っていると感じることもありましたし、罪悪感に苛まれることもありました。でも、家族のためにはどうしてもお金が必要で、他に選択肢がなかったのです。母は「無理しないで」と言ってくれましたが、実際には私が稼がなければ家族全員が路頭に迷ってしまう状況でした。

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I：実際に援交を始めた後、どのように感じましたか？ A：最初は本当に怖かったです。知らない人と会うのは不安でしたし、何が起こるか分からないという恐怖もありました。でも、お金が手に入ることで生活が少しずつ安定してきて、少しだけ安心できるようになりました。それでも、心の中では常に葛藤がありました。自分が本当にこれでいいのか、家族のためとはいえ、この道を選ぶことが正しいのかと悩むことが多かったです。 I：援交を通じて、どのくらいの収入を得ることができましたか？ A：一度に数万円稼げることもありました。月にすると、普通のバイトの何倍も稼ぐことができました。そのおかげで、弟たちの学費も払えましたし、家賃や食費も何とかまかなうことができました。ただ、そのお金がどこから来ているのかを考えると、複雑な気持ちになります。 I：援交を始めたことで、生活はどのように変わりましたか？ A：経済的には安定しましたが、その代わりに精神的な負担が大きくなりました。毎日が不安で、誰にも相談できず、一人で抱え込むことが多かったです。また、体力的にも厳しく、疲れが溜まりやすくなりました。家族には何も話せず、全てを一人で抱え込んでいました。 I：ご家族はこのことについて知っていますか？ A：母は少し気づいているかもしれませんが、具体的には話していません。弟たちはまだ小さいので、何も知らないと思います。ただ、母は私が何かしら無理をしていることを感じていると思います。でも、私がどんなに辛くても、家族のためにはこの道を選ばざるを得なかったのです。 I：Mさんのお話を伺っていると、家族との関係がとても大切にされていると感じました。もう少し、家族との日常について教えていただけますか？ A：はい、弟たちはまだ幼く、元気いっぱいです。中学生の弟はサッカーが大好きで、毎日練習に励んでいます。小学生の弟は読書が好きで、よく図書館に通っています。母は家で安静にしていますが、私たちのことをいつも心配してくれています。家では私が家事を全て担当しています。弟たちのお弁当を作ったり、掃除をしたり、母の世話をしたりと忙しい毎日ですが、家族の笑顔を見ると頑張ろうと思えます。 I：家族との時間が大切にされているのですね。Mさんが家族のためにどれだけ努力されているかがよく分かります。では、援交を始めたことで変わったことはありますか？ A：経済的には少し安定しましたが、その代わりに精神的な負担が大きくなりました。家族には知られたくないので、誰にも相談できず、一人で悩むことが多くなりました。また、体力的にも厳しく、常に疲れを感じるようになりました。それでも、家族のためにはやめることができませんでした。 I：援交をする中で、特に辛かった経験はありますか？ A：あります。一度、約束の時間に現れた相手が暴力を振るったことがありました。警察に行くことも考えましたが、自分の立場を考えると、それも難しかったです。また、知らない人と会うたびに緊張と恐怖で心が疲れ果てていく感じがしました。でも、そのお金が家族の生活を支えていると思うと、止めることができませんでした。 I：今後の目標や、将来について考えていることはありますか？ A：正直なところ、今の生活を続けることに不安があります。いつかは普通の仕事を見つけて、安定した収入を得たいと思っています。でも、現状ではそれが難しいです。将来的には、弟たちが成長して自立してくれることを願っています。私自身も何かしらの資格を取って、安定した仕事に就けるように努力したいです。 I：資格取得について、具体的に考えているものはありますか？ A：医療系の資格に興味があります。看護師や介護福祉士の資格を取ることで、安定した収入を得ることができると思います。また、人の役に立つ仕事がしたいという思いもあります。勉強する時間を確保するのは難しいですが、少しずつでも目指していきたいです。 I：勉強の時間を確保するために、何か工夫していることはありますか？ A：夜、弟たちが寝た後に勉強するようにしています。また、援交の仕事を減らして、その分勉強に時間を割くように努力しています。ただ、収入が減ると生活が厳しくなるので、そのバランスが難しいです。とにかく、一歩一歩前に進むことを心がけています。 I：最後に、同じような状況にある他の若者たちに伝えたいメッセージはありますか？ A：まず、自分一人で抱え込まないでほしいということです。私もそうでしたが、誰かに相談することで少しでも楽になることがあります。そして、何よりも自分を大切にしてください。お金のために自分を犠牲にすることは、本当に最後の手段にしてほしいと思います。また、援交という選択肢を選ぶ前に、他の方法を探してみてください。支援団体や相談窓口もありますので、ぜひ利用してみてください。 I：今日は貴重なお話をありがとうございました。あなたの勇気に感謝します。これからも応援しています。 A：ありがとうございます。少しでも多くの人が、私の経験を通じて助けられることを願っています。 http://mid-night.tokyo/wp-admin/edit.php