第1部:自信ゼロだった40代独身男の現実|女に相手にされない日々
俺の人生を一言で表すなら、「女に縁のない40年」だ。
学生時代からモテた記憶なんて一度もない。顔はブサイク、身長は168センチ、年収は400万ちょっと。髪は年々薄くなり、服のセンスも高校生レベルで止まったまま。これでモテるわけがない。
唯一の救いは、実家を出て暮らしていたことくらいだ。40歳を迎えたとき、心の中で「このまま誰にも必要とされずに死ぬのか」とぼんやり思った。
■誰にも相手にされない孤独な日常
週末、職場の若い連中は彼女との旅行やデートで忙しい。俺はというと、近所のスーパーで半額弁当を買って、YouTubeでひとり晩酌。
風俗に行く金ももったいない。性欲はある。でも、現実はただの抜け殻のような自分。たまにSNSでイケメンや金持ち男が若い女と遊んでるのを見ると、胸の奥がチクチク痛む。
「俺には無理」——いつしかそれが口癖になっていた。
■恋愛なんて、もう諦めていた
過去に一度だけマッチングアプリを使ったことがある。だが、いいねはゼロ、マッチングもゼロ。プロフィールには嘘を書いていない。でも、“本当の俺”なんて、誰も求めてないんだと痛感した。
職場にも女性はいるが、誰も俺のことを男として見ていない。むしろ、透明人間扱いだ。忘年会の時、隣に座った派遣の子に話しかけたら、「あ、私トイレ…」と席を立たれた。
あのとき感じた虚無感と情けなさは、今でも忘れられない。
■そんな俺に、ある日“転機”が訪れる
40代、ブサイク、金もない。人生に何の希望も見出せなかった俺だが、ある夜、たまたま「掲示板 セフレ」で検索したときに見つけたのが、PCMAXの掲示板だった。
「どうせ業者だろ」——そう思いながらも、なぜかそのときは登録してしまった。
掲示板には信じられないような女性たちの書き込みが並んでいた。
『ちょっとだけ甘えたい20代ギャルです』『見た目より優しい人が好き』『顔は気にしません』
まさか…こんな自分でも相手にしてくれる女性がいるのか?
いや、信じちゃダメだ。でも、心のどこかで“もしも”を期待している自分がいた。
▶▶【第2部へ続く】
次回は、「絶望からの突破口|“ある掲示板”との出会いで風向きが変わった」。
俺がどうやって20代ギャルとLINE交換に成功したのか、リアルな手口を暴露する——。
第2部:絶望からの突破口|“ある掲示板”との出会いで風向きが変わった
最初は半信半疑だった。PCMAXの掲示板に書き込んでいる女性たちの存在が、本物だとは到底思えなかった。だが、「何もしなければ、今のまま孤独に老いていくだけ」という思いが、俺を突き動かした。
意を決して、掲示板の「大人の出会い」カテゴリーに書き込む。文章は何度も書き直した。
『見た目には自信ありません。でも、心は誠実です。優しく、丁寧に接します。お茶からでも、まずはお話ししませんか?』
送信ボタンを押した瞬間、心臓がバクバクした。情けない話だが、まるで就職活動の書類選考を待つような気持ちだった。
■奇跡のような返信
驚いた。数時間後、本当に1通の返信が届いたのだ。
『はじめまして!プロフィール拝見しました。なんか安心できそうな雰囲気ですね。よかったらお話ししてみたいです』
20代の女性だった。プロフィール写真は、金髪に近い茶髪で、パーカー姿。あどけなさと小悪魔っぽさが同居する、まさに“ギャル”だった。
俺はテンパった。返信文をどう書くべきか、言葉を選ぶのに30分もかかった。
『ご丁寧にありがとうございます。正直、こんな俺に返信をいただけるなんて思っていませんでした。ぜひお話ししたいです』
彼女の名前は“まなみ”。都内の専門学校を卒業して、いまはアパレル系でアルバイト中とのことだった。
■彼女の本音と、意外な価値観
やり取りが続く中で、彼女はこんなことを言っていた。
『イケメンとかって、すぐヤることばっか考えてて信用できない。逆に見た目気にしないで済む人の方がラクだし、優しい気がする』
——俺は、画面の前でしばらく動けなかった。
見た目がすべてじゃない。そんな言葉、綺麗事だと思ってた。
でも、彼女のような若い女性が、俺みたいなブサイク中年に興味を示してくれる現実が、目の前にあった。
まなみは言った。「会ってみたいなって、ちょっと思った」
俺の人生が、ようやく動き出した瞬間だった。
▶▶【第3部へ続く】
次回は、「若いギャルと出会えたワケ|プロフィールと初メッセの全貌」。
どんなプロフィールを書き、どんな言葉で心を動かしたのか、リアルに語る。
第3部:若いギャルと出会えたワケ|プロフィールと初メッセの全貌
正直、俺が20代ギャルの“まなみ”とLINEを交換して実際に会えるようになるなんて、思ってもみなかった。だが、それにはいくつかの小さな工夫と「諦めなかった根気」があった。
この第3部では、40代のブサイク男が、どうやってギャルの心を引き寄せたのか──その核心を語っていく。
■プロフィールは“攻めず、誠実に”が正解だった
俺がPCMAXで設定したプロフィールは、飾らなかった。むしろ“弱さ”を出した。
実際、登録して1週間は何の反応もなかった。
でも、ある日まなみから届いたのは、こうだった。
『プロフィール、素敵でした。なんか素直で優しそうだなって思って…!』
この言葉が俺の“人生の扉”を開いたと言っても過言じゃない。
■初メッセージは、ガツガツしない。むしろ“弱さを見せる”
最初にまなみに送ったメッセージは、以下のようなものだった。
はじめまして、○○といいます。
まなみさんのプロフィールを見て、思わずメッセージを送りました。 正直、こういう場で若い方とお話しできる自信なんて全然なかったんですが…
「安心できる人がいい」「見た目じゃない」という言葉に、勇気をもらえました。
年齢差が気になるかもですが、無理せずお話だけでもできたら嬉しいです。
これが、彼女には「誠実」に映ったらしい。返事はすぐに来た。
『こちらこそ、ありがとうございます!やりとりから始めましょ☺️』
まなみは、“出会い系の男性=ヤリモク”に疲れていたのだ。ガツガツしてない俺の文章が、逆に彼女には“癒し”だったという。
■LINE交換は、5通目のメッセージで
やりとりは順調に進んだ。まなみはテンポよく返信をくれるタイプで、俺は毎回メッセージを考えるのに30分はかけていた。
話題は仕事、趣味(彼女はNetflixとゲーム)、好きな食べ物(辛いものが苦手)、そして恋愛観。
5通目のやりとりで、俺が言った。
『もしLINEでもっと気軽に話せたら嬉しいです。嫌じゃなかったらで大丈夫です』
彼女の返信は「いいですよ〜!」
こうして、俺とまなみの“つながり”はPCMAXからLINEへと移行した。
■若い子は、心のスキマを埋めたいだけだった
LINEでは、絵文字多めでテンポのよい会話。
『今日も疲れた〜』『仕事いやすぎ(笑)』
そんな彼女の言葉に「お疲れさま」「無理しないでね」と返すだけでも、関係は深まった。
彼女の言葉には、どこか“寂しさ”が滲んでいた。職場でも家庭でも、誰にも大切にされてないような空気。
「この子、ただ優しさに飢えてるんだな」——そう感じた。
そしてそれは、40代の俺でも与えられるものだった。
俺が勝ち取ったのは、「テクニック」じゃない。「共感」と「安心感」だった。
▶▶【第4部へ続く】
次回は、「まなみと初対面の日|まさかの展開と本音トーク」。
会う直前のやりとり、待ち合わせ、そして実際に会った瞬間の空気まで、すべて赤裸々に語る。
第4部:まなみと初対面の日|まさかの展開と本音トーク
会う日が決まったのは、LINEを始めてちょうど1週間後の金曜日だった。
「明日、仕事が昼までなんです。もしよかったら、カフェとかどうですか?」
そんな軽い一言に、俺はスマホを握りしめて震えた。ついに来た、現実になる瞬間だ。
■待ち合わせ前夜──「服どうしよう」から始まった大混乱
43歳、見た目も冴えない中年男。ファッションなんて若い頃に諦めていた。
だが、明日は20代前半のギャルと初めてリアルで対面する日だ。
「清潔感」「年相応」「オシャレすぎない」
この3つのバランスを何時間もググった。
ユニクロとGUで上下をそろえ、美容院で眉を整えてもらった。
「見た目じゃないよ」と言ってくれたまなみの言葉を信じたい反面、やっぱり見た目を気にしている自分もいた。
■緊張と期待が入り混じった、池袋駅東口の交差点
翌日、12時に池袋の東口で待ち合わせた。
「駅前のドトールの前にいますね〜」とLINEが来た瞬間、心臓が跳ねた。
それらしき女の子が、スマホを見ながらキョロキョロしている。
ロングヘアに派手めなアイライン、パーカーにショーパンというラフなスタイル。まさに“ギャル”という言葉そのもの。
「……まなみさん?」
「はいっ!○○さんですか〜?」
明るい声で振り返った彼女は、写真で見るよりずっと可愛かった。
俺の脳内で、鼓動と理性が戦っていた。
■カフェでの会話|“ありのまま”でいられた奇跡
カフェに入ってからも、まなみは終始笑顔だった。
彼女はよく笑い、そしてよく話す。仕事のこと、上司への愚痴、最近の失恋話──
俺はそのすべてに、相槌と共感を返し続けた。
「○○さんって、めっちゃ聞いてくれますね。居心地いい〜」
それを聞いた瞬間、涙が出そうになった。誰かに、そんな風に言われたのは、いつ以来だっただろう。
20代のギャルに、43歳の俺が「安心感」を与えている現実。
これは夢じゃない。俺は今、誰かの“居場所”になっている。
■“別れ際の沈黙”と、まさかの展開
気づけば3時間が経っていた。まなみがスマホを見て「あ、そろそろ行かないと…」と言った。
「今日はありがとう、めっちゃ楽しかった〜」
俺は、ここで終わると思っていた。
だが、彼女は一瞬沈黙してから、こう言った。
「もし、迷惑じゃなかったら…このあと、ちょっとだけホテルでゆっくりしません?」
──頭が真っ白になった。
「え、まじで?……どうして?」
「○○さんと一緒にいると、なんか安心できるし……嫌じゃないから」
この一言が、俺の中の“何か”を溶かした。
■手を繋いだ瞬間、“40代の俺”が消えた
ホテルに向かう途中、まなみが自然と手を繋いできた。
そのぬくもりに、俺は涙が出そうになった。年齢も、ブサイクも、孤独も、すべて関係なかった。
彼女は俺を、ただの“男”として受け入れてくれていた。
「ここなら、人目気にせず話せるでしょ?」
エレベーターでの沈黙、部屋に入ってからの空気──
すべてが、これまでに経験したどの出会いとも違った。
俺はついに、20代ギャルと“心からつながる”一歩を踏み出したのだ。
▶▶【第5部へ続く】
次回は、「ホテルでの過ごし方と、まなみの本音」──
ギャルとのセックス描写を交えつつ、彼女が求めていたもの・俺が感じた幸福のすべてを綴っていく。
第5部:ホテルで交わした“心”と“カラダ”|彼女の本音と俺の覚醒
ホテルのエレベーターに乗り込んだ瞬間、俺の鼓動は爆音のように耳に響いていた。隣に立つまなみは、至って自然体だった。
「○○さん、そんなに緊張してます?(笑)」
彼女が笑って俺を見上げる。恥ずかしくて言葉にならなかった。
部屋に入ると、彼女はスニーカーを脱ぎながら、ポーチからリップを取り出してサッと塗り直した。
「……ちゃんと見てね」
そう言ったまなみの瞳に、俺は吸い込まれるように惹きこまれていった。
■セックスというより、抱きしめ合う儀式だった
ベッドに腰掛けた彼女の手が、俺の手を優しく引いた。
「無理しなくていいですよ。○○さんのペースで」
20代の若い女の子に、こんなにも思いやりを感じるとは思わなかった。俺は、ゆっくりと彼女の髪に指を通し、そっとキスを重ねていった。
それは、興奮よりも“確かめ合う”ような時間だった。
服を脱ぎ、肌を重ねる。お互いの呼吸がシーツの上で絡まり、ただただ静かに、温かく、長く──
「○○さん……こんな優しいセックス、初めてかも」
その言葉に、俺は涙が出そうになった。
■彼女がポツリと呟いた「本当は寂しかったんです」
事後、2人でベッドに並びながら、彼女は天井を見つめて話し始めた。
「最近、なんか全部に疲れてたんです。仕事も、男も、友達も……でも、○○さんみたいにちゃんと向き合ってくれる人に出会えて、ちょっと救われた気がして」
俺は何も言えなかった。ただ、手を握り返すことしかできなかった。
「歳なんて関係ないですね。心が合えば、それでいいんだなって思いました」
俺の中の“自信のなさ”が、ゆっくりと溶けていくのを感じた。
■彼女が見せた“少女”のような笑顔と、大人の優しさ
シャワーを浴びてから、部屋を出る準備をしていたとき。
「○○さん、また会えますか?」
そんな彼女の言葉に、俺は迷わずうなずいた。
「もちろん。俺も、まなみといるとすごく落ち着くから」
満面の笑顔で「やったぁ」と言ったまなみを見て、俺は決意した。
──もう、年齢なんて気にしない。見た目も関係ない。
大事なのは、“どれだけ相手を大切にできるか”だと。
▶▶【第6部へ続く】
次回は、「再会とギャルの変化|“セフレ”という関係の境界線」──
継続して会う中で見えてきた、本当の関係性と、まなみの中に芽生えたある“感情”について綴る。
第6部:再会とギャルの変化|“セフレ”という関係の境界線
再びまなみと会ったのは、前回のホテルデートからちょうど2週間後だった。
「お久しぶりです、○○さん♡」
待ち合わせのカフェに現れたまなみは、前よりもぐっと大人びた雰囲気をまとっていた。 前回とは違い、ナチュラルメイクにシンプルなカーディガンとデニム。だけど、それが逆に彼女の魅力を際立たせていた。
■距離感が変わっていた──近くなった、でもどこか遠い
「今日は…どこ行きますか?」
彼女の言葉に、俺は少し戸惑った。前は、彼女から自然と距離を縮めてくれていたのに、今回はどこか様子が違った。
「じゃあ、ちょっと散歩でもしながら決めようか」
新宿御苑の近くまで歩きながら、何気ない会話を交わす。 話は弾んだ。だけど、どこか“探っている”ような、そんな空気があった。
「○○さんって、あれから誰か会いました?」
突然、彼女がそう聞いてきた。
「……いや、まなみ以外とは会ってない」
それを聞いた彼女は、ほんの一瞬だけ笑った。そして小さく「そっか」と呟いた。
■“セフレ”のはずだった。でも、それ以上を求めている自分がいた
散歩の後、自然な流れでまたホテルへ。
部屋に入っても、前回のような緊張感はなかった。 むしろ、心地よい“馴染み”があった。
服を脱ぎ合うよりも先に、彼女が俺の肩にそっともたれた。
「今日、なんか…イチャイチャしたい気分なんですよね」
セックスだけじゃない。 この日、まなみが求めていたのは“心の安心”だったのかもしれない。
■彼女が見せた涙|ギャルの仮面の下にある素顔
プレイ後、彼女が静かに泣いていた。
「なんか、ずっと強がってたけど、○○さんに会うとダメなんです。泣けちゃう」
20代のギャルという印象しかなかった彼女の、はじめて見る“人間らしさ”。
「誰にも甘えられなくて。でも、甘えてみたらダメですか?」
「ダメなわけないだろ」
俺は彼女を強く抱き寄せた。もう“セフレ”なんて言葉では表現できない気持ちが、自分の中に芽生えていた。
■関係の終わりと、はじまりの予感
ホテルを出るとき、まなみが言った。
「○○さんが他の子と会うようになっても、怒ったりしないです。でも…たまには、会ってくださいね」
俺はうなずいた。 でも心の中では、「まなみだけがいい」と思っていた。
関係性は曖昧。 だけど、心が深く絡み合うようになっていく──それが“セフレ以上恋人未満”の始まりだったのかもしれない。
▶▶【第7部へ続く】
次回は、「ついに俺の家へ|本当の素顔と未来の選択」──
ふたりの関係が大きく動く“自宅での再会”と、まなみが語った衝撃の真実を綴る。
第7部(完結編):ついに俺の家へ|本当の素顔と未来の選択
まなみと3回目に会った日は、意外な場所から始まった。
「今日、○○さんの家って…行けたりします?」
LINEでそう送られてきたとき、俺は少し驚いた。これまでは必ず“外”で会っていたし、彼女はそれなりに一線を引いているように見えたからだ。
「いいよ。そんなに綺麗な部屋じゃないけど」
「汚くても大丈夫です(笑)」
まなみの返信は軽い口調だったけれど、俺の胸は少しだけ高鳴っていた。
■“彼氏でもない男の家”へ来るギャルの心理
最寄駅で彼女を迎えに行くと、そこには少し緊張したような笑顔のまなみがいた。
「なんか変な感じですね〜。友達の家って感じもないし、恋人の家ってのも違うし」
「まぁ、セフレの家ってやつ?」
「それ、なんか響きがエロすぎ(笑)」
軽口を交わしながらも、部屋に入ると彼女は真剣な顔を見せた。
「今日ね、○○さんに話したいことがあったんですよ」
■ギャルの仮面を外した“まなみ”の過去
缶チューハイを片手に、彼女はぽつぽつと話し始めた。
「私ね、高校卒業してからずっと夜職してて、まともな恋愛とかしたことないんです」
「元カレはいたけど、だいたい1ヶ月以内に終わる。『遊ばれてる』って気づくのに時間がかかるくらい、バカだったんですよ」
「でも、○○さんと会ったとき、なんか違ったんですよね。私、年上に甘えたいだけじゃなくて…人を信じたかったのかも」
その言葉を聞いて、俺の中でも何かが変わっていった。
セフレとか、割り切りとか、そんなラベルを超えて──“ひとりの女性”として、彼女を見ていた。
■ふたりだけの夜|触れ合いが静かに深まる
その夜は、今までのどんな夜よりも静かで、優しくて、エロかった。
ギャルという仮面を脱ぎ捨てたまなみは、まるで別人のように俺の名前を呼び、腕の中に身を沈めてくる。
言葉は少なかった。
でも、カラダの熱と吐息の重なりが、すべてを物語っていた。
■彼女が残したひとこと──「恋していいですか?」
朝、目覚めると彼女はキッチンでインスタント味噌汁を作っていた。
「おはようございます。…ちょっと奥さんっぽくないですか?(笑)」
そんな冗談のあと、彼女は真剣な顔で言った。
「○○さんに恋してもいいですか?」
俺はしばらく答えられなかった。 でも、彼女の目を見てこう返した。
「まなみが後悔しないなら…俺も嬉しい」
■“セフレ”という言葉の終焉
その日から、俺たちの関係は変わった。
形式としてはまだセフレかもしれない。 でも気持ちはもう、ずっと先に進んでいた。
40代のブサイクな俺でも、誰かに必要とされることがある。 それは見た目でも若さでもなく、「本気で向き合おう」とする覚悟だった。
彼女は今日も、PCMAXの掲示板で俺を見つけてくれた。
次は、あなたの番かもしれない。